050-3642-1034

8:30 - 12:00 / 16:00 - 19:00(木・日・祝除く)

リハビリテーション

介護は「される」から「予防する」へ

当院の施設内で、リハビリを通じて介護予防・健康寿命の延伸に取り組んでいます。適切な運動や栄養摂取により骨や筋肉を鍛えることで身体を丈夫に維持し、病気の進行を抑える「介護予防」を大切にしています。

一人ひとりの希望や身体状態・動作能力に合わせたプログラムを組み、「電気治療」「温熱治療」「運動療法」「理学療法」「マッサージリハビリ」を実施。例えばご自宅での生活でお困りの動作に対して、能力に合わせた安全かつ簡単に行える方法を、動きを見る専門家の「理学療法士」がサポートしながら指導します。
また、生活場面に合わせた住宅改修などの相談やアドバイスも行っています。

こんな症状はありませんか?

  • 足の関節が痛い
  • 腰痛が治らない
  • 階段を上がるのに手すりが必要
  • 片足立ちで靴下を履こうとすると、よろけてしまう
  • 家の中でつまずく

一つでも思い当たる方は、
「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」の可能性があります!

ロコモティブシンドローム

ロコモティブシンドロームについて

骨・関節・筋肉などの運動器の衰えが原因で、立つ・歩くといった日常動作を行う機能が低下している状態を指します。
症状がひどくなると、骨粗鬆症のような関節疾患や、筋力低下による転倒からの骨折のリスクが高まります。
これらは生活習慣病に並び、要介護や要支援になる原因の疾患です。
当院では薬での治療をメインとするのではなく、運動療法を通じて正しい動きから症状を緩和させる方法を大切にしています。
少しでも日常動作に不安がある場合、どんな運動をしてよいか分からないという場合は、お気軽にご来院ください。

フレイル

フレイルは、年齢を重ねるにつれて身体機能や精神機能が低下し、社会とのつながりも減少することで心身が脆弱化する状態です。この状態が進行すると、日常生活に支障をきたし、最終的には要介護状態になる可能性が高まります。

サルコペニア

サルコペニアは、加齢に伴う骨格筋量の減少と筋力低下が特徴の症候群です。身体機能が低下し、要介護状態や寝たきりのリスクを高める要因となります。筋力が低下すると、転倒や骨折のリスクも増加し、さらなる健康障害を引き起こします。

ロコモティブシンドロームの原因

ロコモティブシンドロームの主な原因は、加齢と運動器疾患による運動機能の低下です。加齢に伴い、体力が衰え、筋力が低下し、筋肉が萎縮して関節の可動域が制限されると、関節痛が生じます。結果的に運動器の機能が低下してしまうのです。
また骨粗鬆症、変形性膝関節症、脊柱管狭窄症などの運動器疾患や、骨折などのケガ、脳卒中による麻痺、腰痛、膝痛もロコモティブシンドロームの原因となります。
ロコモティブシンドロームになると、日常生活の動作に支障が出たり、運動速度が低下したりします。すると外に出る機会が減り、人と会話する回数も減るので、身体機能がさらに低下するという悪循環に陥ってしまうのです。つまり運動器の機能低下を防ぐことは、健康寿命を延ばすためにも欠かせません。

  • 骨粗鬆症

    骨粗鬆症の発症には、加齢や閉経、遺伝的要因など避けられない要素が関与しています。しかし、日常の生活習慣も大きな影響を及ぼしているのも間違いありません。そこで当院では薬物療法に加えて、適切な栄養摂取と運動習慣の指導にも力を入れています。

  • 変形性膝関節症

    変形性膝関節症は、加齢や筋力低下によって膝関節の軟骨が摩耗し、痛みが生じる疾患です。軟骨が摩耗すると、膝関節の骨同士が直接接触しやすくなります。その結果、骨が変形し、骨棘(骨の突起)が形成されることがあります。このような変化により、膝の痛みや腫れが生じ、動きにくさが増していくのです。

  • 脊柱管狭窄症

    脊柱管狭窄症は、黄色靭帯の肥厚や椎間板ヘルニア、骨の変形などにより脊柱管が狭くなり、神経が圧迫される疾患です。その結果、下肢に痛みやしびれ、脱力などの症状が現れます。歩行中や立っているときに症状が悪化し、前かがみになると楽になることが特徴的です。

  • 腰痛

    腰痛の原因は多岐にわたりますが、特に下肢の痛みやしびれ、脱力を伴う場合は、脊柱管内の神経圧迫が疑われます。このような神経圧迫が長期間続くと、治療後の症状回復が困難になる可能性があります。そのため、早期の受診と適切な診断が重要です。神経圧迫が原因の場合、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどが考えられます。

  • 膝痛

    膝痛は、膝関節周囲の痛みを指す総称で、症状は個人によって異なります。階段の上り下り時に痛みを感じたり、重症化すると安静時にも痛んだりすることがあります。原因も多岐にわたり、変形性膝関節症や靭帯損傷、半月板損傷などが考えられます。そのため、一人ひとりの状態に合わせた詳細な評価と対応が重要です。

身体が目醒める
リハビリプログラム

筋力は、40歳をピークに年に1%程度低下すると言われています。加齢性変化により、肉体には徐々にストレスが蓄積されていきます。自重運動を組み合わせたリハビリプログラムで、加齢性変化の結果生じる痛みや倦怠感を根本から改善します。

運動リハビリで期待できる
「6つの効果」

  • 腰痛や膝痛を根本から治す

  • 姿勢が良くなる

  • 家事や日常生活が
    楽にできる

  • スポーツの怪我予防
    パフォーマンス向上

  • ダイエット効果
    内臓脂肪減少効果

  • 仲間がいるから頑張れる!

これらの効果は、
すべて患者様から頂いたご感想です。

運動リハビリのコース

【誰でもコース】
9:30~10:00
座ったままでもできる、どなたでも参加できる優しめコースです。
【下半身コース】
10:30~11:00
マットを用いて、下半身強化を目指す、少し頑張るコースです。
【体幹コース】
11:00~11:30
マットを用いて、体幹部を意識するコースです。
【全身コース】
15:00~15:30
特に姿勢を意識する、全身運動リハビリコースです。

当院のリハビリテーションについて

リハビリについての注意点

  • リハビリを受けるには医師の指示が必要です。

スタッフ紹介

当院は理学療法士、鍼灸師が外来リハビリテーションを行っております。
痛みや身体の状態についての悩みをお聞かせください。
一人ひとりに合わせたリハビリプログラムを作成し、一緒に取り組んでまいります。

設備紹介

物理療法機器

  • ホットパック

    約70℃に温められた鉱石が心地良い温感とフィット感で患部をしっかりと温めます。

  • ウォーターベッド

    水圧によるマッサージを行います。
    強さや部位の設定ができます。

  • 低周波治療器

    電気を流して筋肉を刺激します。

  • 干渉波治療器

    血行改善・筋肉のマッサージ効果を得ます。

  • 遠赤外線治療器

    遠赤外線による温めで血流を良くします。

運動療法機器

  • トレッドミル

    ウォーキングからランニングまで傾斜をつけた坂道歩行も可能です。

  • フィットネスバイク

    体力に自信がない方でも、安心してエクササイズができます。